「Lesson Gear」シリーズの｢Movie Tool｣は、２つの映像の同時再生が可能で、カメラ機能による画像の切り出しや、分解写真機能、特殊合成機能により、より細かいフォームのチェックに役立ち、レッスンのよきパートナーとなるソフトです。

現在の映像と過去の映像、自分の映像と他の人の映像などの同時再生が可能です。両者を同時スロー再生することで、その違いを見比べながら、細かい動きをより詳しく確認することができます。

任意の位置に縦・横のバーを表示しながら再生することで、頭の上下動や腰の前後動など、フォームの細かい動きを知ることができます。

映像の再生を任意のフレームで停止し、１画像として切り出すことが可能です。切り出した画像にはフリーハンドでお絵書きをしたり、印刷、フロッピー保存が可能です。

映像を拡大表示して再生することにより、よりいっそう細かい部分のフォームチェックが可能です。縦・横のバーを表示しながらの再生や、スロー再生が可能で、ＴＶ表示コンバーターを接続することにより、ＴＶを使用しての大人数でのレッスンにも役立ちます。

映像の任意のフレームから、指定の間引き間隔で間引いた９コマの分解写真を画像として自動的に切り出すことが可能です。また、ワンショットカメラ機能により、映像を任意の位置で止め、手動での画像切り出しも可能で、時間に対して一定でない動作の必要な画像のみを切り出し、分解写真として使用することが可能です。

分解写真を拡大表示し印刷することが可能です。ＴＶ表示コンバーターを接続することにより、ＴＶを使用しての大人数での講習にも役立ち、毎回のレッスンでこの分解写真を印刷して講習生に渡すことにより、フォームチェックのカルテとしても利用できます。

また、画像へのお絵書き機能を使用して、分解写真のそれぞれの画像に、フォームのワンポイントアドバイスを書き込んで印刷したり、分解写真特殊合成機能を使用することで、各フォームを重ね合わせて見ることにより、細かい動きを一目で確認することができます。

映像の同時再生画面で、カメラ機能により切り出した画像や、分解写真機能で切り出した画像に、フリーハンドや直線、円、四角形で自由にお絵書きをすることができます。
また、書き込んだ画像を印刷したり、別の名前を付けてフロッピーディスクなどに保存ができ、レッスン時に講習生に渡すカルテとして最適です。

特殊合成機能の自動合成を行う際、腕などの着目したい部分を分解写真の１画像ごとにマークして保存することにより、一層効果的に検証することができます。

分解写真機能により分解した画像を、残像合成や透過合成、垂直合成、水平合成などの方法により重ね合わせて見ることが可能です。頭の上下動、膝・肩の前後動、腰の回転など、刻々と変化するフォームのチェックしたい場面を画像にして重ね合わせることにより、具体的に検証できます。

分解写真を透過合成などにより自動表示すると、最初のフォーム上に刻々と変化するフォームが合成され、具体的にどのように変化したかを知ることができます。

通常の映像の再生や一時停止をした画像では確認することのできない、前のフォームから次のフォームへの体の動きを、特殊合成を行うことで具体的に目で確認することができます。アドレスの時、トップの時、インパクトの時などを合成するとより効果的です。

現在の映像と過去の映像や、自分の映像と他の人の映像をカメラ機能により同時に切り出し、特殊合成により重ね合わせて見ることが可能です。

左右の画像を合成する際、画像の位置を上下させたり、その大きさを拡大・縮小させることにより、人物のズレを補正することが可能です。また、左右の画像の明るさを変えることにより、片方の画像のイメージを残しつつ、もう一方の画像へと変化させることで重なり具合を目で確認できます。

レッスン時などで、同じ場所の同じ位置での撮影が可能な場合、前回と今回のフォームのチェックなどに、より一層の効果が得られます。